最終更新:2025-11-3|【サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップレビュー】爽快さで殴りかかる“清々しい一杯”

【サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップレビュー】爽快さで殴りかかる“清々しい一杯”

2025年10月28日(火)発売。

サッポロの“ホップ愛”が詰まった季節限定シリーズ「摘みたてホップ」。

今年収穫したばかりの国産ホップをふんだんに使い、香りを最大限に引き出すドライホッピング製法で仕上げたという。つまり、これは“ホップで勝負してます”宣言ビール。

正直、香りで誤魔化してる軽ビールも多いが、サッポロはそこを正面突破してくる。
さて、今年の出来は“清々しい”のか、“薄っぺらい”のか、実際に飲んで確かめてみよう。

お酒たち
お酒たち

なかなか華やかなビールだったようだな。

Hオカ
Hオカ

うむ。
素晴らしく飲みやすいビールでした。
ホップの香り・味が特徴的だね。

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日本のホップ畑から 摘みたてホップの商品情報

🔻CLICKで開きます!

画像
商品名日本のホップ畑から 摘みたてホップ
発売日2025年10月28日(火)
品目生ビール
原材料麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
内容量350ml
アルコール度数5%
純アルコール量(350mlあたり)14.0g
成分
100mlあたり
エネルギー40kcal
たんぱく質0.5g
脂質0g
炭水化物2.7g
糖質2.6g
食物繊維0~0.2g
食塩相当量0g
プリン体約10mg
缶の形状ツルツル
購入したお店兵庫県内のセブンイレブン
値段350ml 237円(税込)

日本のホップ畑から 摘みたてホップの実飲レビュー

国産ホップの“生きた香り”をどう表現するかに全力を注いだこの一本。
まるでホップ畑の中で深呼吸するような清々しさを目指した、サッポロの意欲作だ。

色・見た目

グラスに注ぐと、見事なまでにクリアな黄金色。
濁りが一切なく、まるでピルスナーの教科書のような透明感。

指先がはっきり見えるその澄み切った色合いは、ホップの香りを前面に出すための“潔さ”を感じる。
余計な主張を削ぎ落とした、美しい黄金色。冬の朝の空気のように澄んでいて、見ているだけで喉がうずく。
シンプルながら完成度の高いビジュアルだ。

泡立ち

泡はきめ細かくクリーミー。
立ち上がりも良好で、注いだ瞬間にグラスの上に軽やかな白い層が広がる。
保持性は中程度で、もこもこしない分、香りをしっかり楽しめる構造。

泡そのものが主張せず、ビールの本体を引き立てる“脇役のプロ”といった印象。
変に重たくもなく、軽やかな飲み口への布石になっている。
つまり、地味だが仕事ができるタイプの泡だ。

香り

香りを嗅いた瞬間、「あ、国産ホップだな」と思わせる華やかさ。
フローラルでいて爽やか、青々しさの中にほんのり甘い麦芽香。

派手なシトラスではなく、あくまで穏やかでナチュラル。
ホップが主役なのに、優しさすら感じるバランス感。
女性やビール初心者にもウケそうなアロマ構成だ。
鼻から抜ける瞬間、まるで風に揺れるホップ畑の香りが通り抜けていく。

一口飲むと、最初に広がるのは爽やかな苦味。
だがその苦味がすぐに角を丸め、まろやかで軽やかな甘みに変わる。
酸味もほどよく、全体的に“清涼感”が前面に出た味わい。

ホップの苦味で締めながらも、口当たりは非常にスムーズ。
まさに「飲みやすいIPA未満」といった立ち位置だ。

ビール玄人からすれば少し物足りないが、この“バランス型の中道”が逆にサッポロらしい。
ゴクゴクいけるが、安っぽさがない。これは見事。

後味・余韻

飲み終えた後、口の中にはほんのりホップの華やかさが残り、清涼感がすっと抜けていく。
キレが良く、喉ごしも抜群。苦味がほんの少しだけ残るのがちょうど良く、もう一口を誘う絶妙な設計だ。

全体のまとまりが非常に高く、缶のデザイン通り「爽やかで誠実な味」。
クラフトの奇抜さではなく、日本的な調和で勝負している。

おすすめ度
一度はトライ
1
2
3
4
5
リピ確定

日本のホップ畑から 摘みたてホップの口コミ・評判

口コミでは「香りが爽やか」「飲みやすい」「国産ホップの良さが出てる」と高評価が多数。ビール通も納得の完成度。

香りがすごくフレッシュで驚いた

軽いけど味が薄くない、絶妙な設計

食事にも合うし、ついリピートしてしまう

Hオカ
Hオカ

色は澄み切り、香りは上品、味はまろやか。
派手さはないが、国産ホップの繊細さを丁寧に活かした一杯。
苦味・香り・軽やかさの三拍子が見事に調和している。
飲み終わったあと、静かに“うまい”と呟けるタイプのビール。

日本のホップ畑から 摘みたてホップがおすすめの人やシーン

  • 国産ホップの香りを味わいたいビールファン
  • IPAの香りは好きだけど苦すぎるのは苦手な人
  • 軽快で食中にも合う“和のビール”を探している人
  • 季節限定ビールを楽しむのが毎年の恒例な人

まとめ:静かに沁みる、国産ホップの“職人芸”

「サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップ」は、奇抜さとは無縁の“真面目なビール”。
だが、その誠実さこそが光る。ホップの香りを際立たせながら、飲みやすさを崩さない職人技。
クラフトビールの派手な世界の中で、こういう落ち着いた一本があることに感謝したくなる。
日本のホップ文化を語るなら、このビールは外せない。

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