2025年10月28日(火)発売。
サッポロの“ホップ愛”が詰まった季節限定シリーズ「摘みたてホップ」。
今年収穫したばかりの国産ホップをふんだんに使い、香りを最大限に引き出すドライホッピング製法で仕上げたという。つまり、これは“ホップで勝負してます”宣言ビール。
正直、香りで誤魔化してる軽ビールも多いが、サッポロはそこを正面突破してくる。
さて、今年の出来は“清々しい”のか、“薄っぺらい”のか、実際に飲んで確かめてみよう。

なかなか華やかなビールだったようだな。

うむ。
素晴らしく飲みやすいビールでした。
ホップの香り・味が特徴的だね。
日本のホップ畑から 摘みたてホップの商品情報
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| 画像 | ![]() | |
| 商品名 | 日本のホップ畑から 摘みたてホップ | |
| 発売日 | 2025年10月28日(火) | |
| 品目 | 生ビール | |
| 原材料 | 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ | |
| 内容量 | 350ml | |
| アルコール度数 | 5% | |
| 純アルコール量(350mlあたり) | 14.0g | |
| 成分 100mlあたり | エネルギー | 40kcal |
| たんぱく質 | 0.5g | |
| 脂質 | 0g | |
| 炭水化物 | 2.7g | |
| 糖質 | 2.6g | |
| 食物繊維 | 0~0.2g | |
| 食塩相当量 | 0g | |
| プリン体 | 約10mg | |
| 缶の形状 | ツルツル | |
| 購入したお店 | 兵庫県内のセブンイレブン | |
| 値段 | 350ml 237円(税込) | |
日本のホップ畑から 摘みたてホップの実飲レビュー
国産ホップの“生きた香り”をどう表現するかに全力を注いだこの一本。
まるでホップ畑の中で深呼吸するような清々しさを目指した、サッポロの意欲作だ。







色・見た目
グラスに注ぐと、見事なまでにクリアな黄金色。
濁りが一切なく、まるでピルスナーの教科書のような透明感。
指先がはっきり見えるその澄み切った色合いは、ホップの香りを前面に出すための“潔さ”を感じる。
余計な主張を削ぎ落とした、美しい黄金色。冬の朝の空気のように澄んでいて、見ているだけで喉がうずく。
シンプルながら完成度の高いビジュアルだ。
泡立ち
泡はきめ細かくクリーミー。
立ち上がりも良好で、注いだ瞬間にグラスの上に軽やかな白い層が広がる。
保持性は中程度で、もこもこしない分、香りをしっかり楽しめる構造。
泡そのものが主張せず、ビールの本体を引き立てる“脇役のプロ”といった印象。
変に重たくもなく、軽やかな飲み口への布石になっている。
つまり、地味だが仕事ができるタイプの泡だ。
香り
香りを嗅いた瞬間、「あ、国産ホップだな」と思わせる華やかさ。
フローラルでいて爽やか、青々しさの中にほんのり甘い麦芽香。
派手なシトラスではなく、あくまで穏やかでナチュラル。
ホップが主役なのに、優しさすら感じるバランス感。
女性やビール初心者にもウケそうなアロマ構成だ。
鼻から抜ける瞬間、まるで風に揺れるホップ畑の香りが通り抜けていく。
味


一口飲むと、最初に広がるのは爽やかな苦味。
だがその苦味がすぐに角を丸め、まろやかで軽やかな甘みに変わる。
酸味もほどよく、全体的に“清涼感”が前面に出た味わい。
ホップの苦味で締めながらも、口当たりは非常にスムーズ。
まさに「飲みやすいIPA未満」といった立ち位置だ。
ビール玄人からすれば少し物足りないが、この“バランス型の中道”が逆にサッポロらしい。
ゴクゴクいけるが、安っぽさがない。これは見事。
後味・余韻
飲み終えた後、口の中にはほんのりホップの華やかさが残り、清涼感がすっと抜けていく。
キレが良く、喉ごしも抜群。苦味がほんの少しだけ残るのがちょうど良く、もう一口を誘う絶妙な設計だ。
全体のまとまりが非常に高く、缶のデザイン通り「爽やかで誠実な味」。
クラフトの奇抜さではなく、日本的な調和で勝負している。
日本のホップ畑から 摘みたてホップの口コミ・評判
口コミでは「香りが爽やか」「飲みやすい」「国産ホップの良さが出てる」と高評価が多数。ビール通も納得の完成度。

香りがすごくフレッシュで驚いた

軽いけど味が薄くない、絶妙な設計

食事にも合うし、ついリピートしてしまう

色は澄み切り、香りは上品、味はまろやか。
派手さはないが、国産ホップの繊細さを丁寧に活かした一杯。
苦味・香り・軽やかさの三拍子が見事に調和している。
飲み終わったあと、静かに“うまい”と呟けるタイプのビール。
日本のホップ畑から 摘みたてホップがおすすめの人やシーン

まとめ:静かに沁みる、国産ホップの“職人芸”

「サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップ」は、奇抜さとは無縁の“真面目なビール”。
だが、その誠実さこそが光る。ホップの香りを際立たせながら、飲みやすさを崩さない職人技。
クラフトビールの派手な世界の中で、こういう落ち着いた一本があることに感謝したくなる。
日本のホップ文化を語るなら、このビールは外せない。


