パッションフルーツの香りと酸味が前面に出たペールエール。
ビールらしさよりも果実感を全力で押し出すスタイルで、好みが真っ二つに分かれそうな一杯。
麦の旨味を期待して飲むと裏切られ、酸っぱ爽快を求める人にはドハマり必至。
そんなクセ者を飲んだ率直な感想をお届けする。

フルーツ系ビールか。
相当ジューシー感があったようだな。

そうそう。
発泡酒の表記に注釈で麦芽使用率50%以上って書いているくらいだからな。
相当ビール感は薄い。香りも強いし、酸味も強い。
でも美味しかったけど★
あと地味に350mlではなくて330mlなんだよな。
伊勢角屋麦酒PASSION FRUIT PALE ALEの商品情報
画像 | ![]() | |
商品名 | PASSION FRUIT PALE ALE | |
品目 | 発泡酒 (麦芽使用率50%以上) | |
原材料 | 大麦麦芽、小麦麦芽、パッションフルーツ、ホップ | |
内容量 | 330ml | |
アルコール度数 | 5.5% | |
純アルコール量(350mlあたり) | – | |
成分 350mlあたり | エネルギー | – |
たんぱく質 | – | |
脂質 | – | |
炭水化物 | – | |
糖質 | – | |
食物繊維 | – | |
食塩相当量 | – | |
プリン体 | – | |
瓶の形状 | ノーマル | |
購入したお店 | 兵庫県内のイオン | |
値段 | 350ml 316円(税込) |

伊勢角屋麦酒PASSION FRUIT PALE ALEの実飲レビュー
「フルーツビール」という言葉でイメージする爽やかさをさらにエグめにしたのがこの伊勢角のパッションフルーツペールエール。
酸味と甘みの一騎打ちに加え、ビールらしさは影を潜める。
果汁飲料感覚で飲めるのに、アルコール度数5.5%のしっかり者。
外でガブ飲みすると確実に足元をすくわれるタイプだ。







色・見た目
パインジュースのような濃い黄色。
濁りがあり、指先など到底見えない。
見た目からして「これビール?」と疑うレベルで、完全にトロピカルジュースの雰囲気。
ビールらしい黄金色を期待すると肩透かしだが、このギャップこそが個性でもある。
泡立ち
泡は粗めでモコモコと立ち上がる。
保持性はそこそこあるが、見た目の美しさより勢い重視。
泡の膜はしっかり残るが、細かく長く楽しむタイプではない。
炭酸感が適度に強いので、泡の発生スピードは速いが消えるのもやや早い。
香り
缶を開けた瞬間、パッションフルーツの強烈な香りが広がる。
柑橘系というより、南国フルーツの甘酸っぱい香り全開。
麦の香りは完全に後ろに隠れ、ビール感は皆無。
フルーツジュースを想起させるこの香りは、ビール党よりフルーツ派に圧倒的支持されそうだ。
味


酸味と苦味が同時に押し寄せ、麦の存在感はほぼゼロ。
まるでビールに酸っぱいジュースを混ぜたような印象だが、アルコール度数5.5%が意外と効いていて、飲みごたえは軽視していない。甘ったるさはなくキレはあるが、ビールとしての骨太感は欠ける。
後味・余韻
飲み終えた後も酸っぱさが口に残る。
甘みが残らないためしつこさはないし、酸味好きにはこの余韻がたまらないはず。
逆に、酸味が苦手な人には後味まで拷問になる可能性大。
夏のアウトドアや海辺で飲むと映える味わいだが、家飲みだとガブガブ飲んでしまうタイプ。


伊勢角屋麦酒PASSION FRUIT PALE ALEの口コミ・評判
ネット上では「酸味が最高!」という絶賛と、「ビール感ゼロ」という落胆がはっきり分かれる。賛否両論の声から、このビールのクセの強さと個性が浮かび上がる。

パッションフルーツの香りが爆発して最高。夏にピッタリ

ジュースみたいで飲みやすいが、ビールと思って飲むと違和感

酸っぱさが後を引く。ハマる人には中毒性あり

酸味と苦味が交互に顔を出すトロピカル系フルーツビール。ビールらしさは弱いけど、ジュース感覚で飲める爽快感はクセになる。アルコール度数5.5%の満足感も見逃せません。
伊勢角屋麦酒PASSION FRUIT PALE ALEがおすすめの人やシーン

まとめ:酸味全開、でもクセになる伊勢角屋の一杯

ビールの王道とは真逆を行く、果実感全開のペールエール。
酸味が苦手なら近寄らない方が無難だが、この攻めた味わいにハマる人も多いはず。
夏場の屋外やアウトドアに持ち出せば、確実に話題の中心になる一本。
酸っぱウマ系に挑戦したいなら試す価値あり。
