最終更新:2025-9-7|【キリン 秋味2025レビュー】35年目の重厚な麦芽ビール・毎年の恒例行事で飲む価値十分

【HUB監修ビール セッションペールエールレビュー】柑橘アロマ全開で軽快すぎる一杯


昨年販売され人気を博したHUBクラフトビールペールエール。
そして25年に登場したのがHUB監修のセッションペールエール。

名前は立派だけど、中身は果たしてどうなのか?

軽い度数と柑橘ホップで飲みやすさを全面に出しているが、「ペールエール」と名乗るからには期待も高まる。
果たして本気のクラフトか、それとも居酒屋カクテルビール止まりか、しっかり検証してみた。

お酒たち
お酒たち

前回のペールエールは高評価だったよな。

Hオカ
Hオカ

そうそう。
度数が3%しかない飲みやすいビールだった。
今回の度数は4.5%になったのでちょっと飲み応えアリかもな。

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HUB監修ビール セッションペールエールの商品情報

画像
商品名HUB監修セッションペールエール
品目ビール
原材料麦芽(外国製造又)、ホップ、米
内容量350ml
アルコール度数4.5%
純アルコール量(350mlあたり)
成分
100mlあたり
エネルギー
たんぱく質
脂質
炭水化物
糖質
食物繊維
食塩相当量
プリン体
缶の形状ツルツル
購入したお店兵庫県内のセブンイレブン
値段350ml 327円(税込)

希少ホップ:ネルソンソーヴィン(Nelson Sauvin)とは?

ニュージーランド産のホップ。2000年に公式リリースされた比較的新しい品種。
名前は「ネルソン地方」で栽培されることと、白ワイン用ブドウ品種「ソーヴィニヨン・ブラン」に由来。

香りの個性🔻
・白ワイン(特にソーヴィニヨン・ブラン)を思わせるアロマが最大の特徴。
・グーズベリー(セイヨウスグリ)、ライチ、トロピカルフルーツ、柑橘などのニュアンスも強い。
・ハーブやスパイシーさを伴う場合もある。

苦味と用途🔻
・アルファ酸は12〜13%前後で、苦味付けにも香り付けにも使える。
・ただし多くの場合はアロマ重視で後半やドライホッピングに使われることが多い。

ビールスタイルとの相性🔻
・ペールエールやIPAなどホップが主役のスタイルで人気。
・ラガーやセッション系に使うと、軽快な飲み口にワインのような香りが加わり、ユニークな個性を演出できる。

HUB監修ビール セッションペールエールの実飲レビュー

セッションペールエールと聞けば軽快さが売りのスタイルだが、HUB監修を名乗るなら中身はどうなのか?
「柑橘アロマで爽やか!」だけで片付けられるなら単なるカクテルビール止まり。
軽いだけの一杯か、それとも本格クラフトとしての存在感があるのか、チェックしてみる。

色・見た目

薄めの黄金色で、透明感は低め。
指先がうっすら見える程度で、正直クラフト感よりも濁りが気になる。
ペールエールはペールという名がつくものの一般的には濃いめブロンズ色の外観が特徴。
しかしこのビールは淡さが強く、「これで大丈夫か?」と疑問を抱く。
見た目だけなら軽すぎる発泡酒っぽい雰囲気もあるが、柑橘を全面に押すスタイルなら確かに違和感はない。

泡立ち

泡はきめ細かいものの、立ち上がりは少なく保持性も弱い。
モコモコ感を期待していたら肩透かしを食らう。

飲み始める前から「あれ?これ大丈夫?」と疑いたくなるが、この泡の弱さが逆に軽快さを強調していると言えなくもない。

香り

柑橘アロマが爆発的に広がる。
ネルソンソーヴィンらしい果実感は確かに強烈で、思わず「これジュースやん」と突っ込みたくなる。

麦芽感はほとんど消えているが、ホップの香りはしっかりしており、華やかで心地よい。

第一印象は「柑橘カクテル」。
レモンやグレープフルーツの爽快さが全面に出て、酸味と軽い苦みがバランス良く広がる。

ただし麦芽の存在感はゼロに近く、ペールエールというよりビアカクテルに近い路線。
アルコール4.5%の軽さが拍車をかけて、クラフト感より「飲みやすさ」が強め。
飲みやすさを狙ったなら成功とも言える。

後味・余韻

最後まで柑橘の余韻が続き、サッパリとしたキレで終わる。
後味に重さがないためゴクゴク飲める
が、逆に「飲んだ感」は希薄。
セッションという名の通り軽さを追求しているのだろうが、クラフトビールを求める層からすれば物足りなさは否めない。
ただし「軽く飲みたい」「食前酒に最適」という文脈ならピッタリの仕上がり。

HUB監修ビール セッションペールエールの口コミ・評判

全体的に「飲みやすい」「柑橘の香りが爽やか」という声が多く、ライト層には好印象。

ジュース感覚でグイグイ飲める。夏に最高!

クラフト感は薄いが、ゴクゴク飲みやすい

値段を考えると満足。柑橘系のさっぱり感もいい

Hオカ
Hオカ

色は軽すぎ、泡は弱く、香りは柑橘全開、味は薄めで、後味は爽快すぎる一本。「クラフト感」より「軽快さ」を優先したビールで、このクソ暑い夏にゴクゴク飲むなら非常におすすめできます!

HUB監修ビール セッションペールエールがおすすめの人やシーン

OKのジェスチャー
  • ゴクゴク飲める軽めのクラフトを探している人
  • ビールより柑橘アロマが好きな人
  • 食前酒や乾杯ビールとして軽くいきたいシーン
  • 居酒屋感覚で手軽にクラフト風を味わいたい人

まとめ:柑橘カクテル寄りのセッションペールエール

HUB監修ビール セッションペールエールは、クラフトビールというより柑橘系ビアカクテルのような存在。

香りは強く華やかだが、味は軽く薄めで本格派には物足りない。
それでも飲みやすさと爽快感は抜群で、夏の乾杯や軽い一杯としては十分アリ。

毒強めに突っ込むなら「これ本当にクラフト?」だが、気楽に楽しむビールとしては良いポジションを取っている。

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