2025年11月18日(火)に発売されたクリエイティブブリュー第10弾。
「ヱビス クリエイティブブリュー JAZZY」、響きだけで既にジャズのセッションが始まりそうな予感しかしないこのビール。
あのヱビスが音楽のプロと組んで、至福の宵時間を提案だと?
いつもの重厚感とは一線を画す、洒落た響きに思わず期待値が天井知らず。
本当にジャズのように心地よく酔わせてくれるのか?
それとも単なる気取っただけのビールに終わるのか?
気づけばグラス片手にジャズを聴きながら夜を過ごしたくなるかもしれない。
さあ、この限定ビールがどんな音色を奏でるのか、とくと味わってみようではないか。

貴様の大好きなクリエイティブブリューだ。
もう10弾だぞ。

JAZZY。いい響き。
音楽とコラボもいいね。
ヱビスクリエイティブブリューJAZZYの商品情報
| 画像 | ![]() | |
| 商品名 | ヱビスクリエイティブブリュー JAZZY | |
| 発売日 | 2025年11月18日(火) | |
| 品目 | 生ビール(非熱処理) | |
| 原材料 | 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ | |
| 内容量 | 350ml | |
| アルコール度数 | 5.0% | |
| 純アルコール量(350mlあたり) | 14.0g | |
| 成分 100mlあたり | エネルギー | 41kcal |
| たんぱく質 | 0.5g | |
| 脂質 | 0g | |
| 炭水化物 | 3.0g | |
| 糖質 | 2.9g | |
| 食物繊維 | 0~0.2g | |
| 食塩相当量 | 0g | |
| プリン体 | 約11mg | |
| 缶の形状 | ツルツル | |
| 購入したお店 | 兵庫県内の平和堂 | |
| 値段 | 350ml - | |
①東京恵比寿にあるBLUE NOTE PLACEと提案する新たなビール体験
「BLUE NOTE PLACE」は、東京の恵比寿にあるカフェ、ダイニング、バー、そしてミュージック・ラウンジを兼ね備えた複合施設です。
ジャズクラブとして有名なブルーノート東京が手がけており、音楽を聴きながら食事やお酒を楽しめるのが特徴。朝から夜まで営業していて、時間帯によって様々なシーンで利用可能。
こんなイメージ🔻(実際の写真ではありません)

缶に記載のQRコードをスマホで読み込むと、「BLUE NOTE PLACE」で収録したライブ演奏を楽しめるのでチェック。
②4種麦芽を使用したカルテットモルティング製法を採用
4種の焙煎(焙燥)度合の異なる麦芽をブレンドし麦芽の複雑さを感じる味わいと香りを実現。麦芽本来の甘さと香ばしさを感じる味わいに仕上げた。
③吟味された上面発酵酵母
吟味された上面発酵酵母を使用し、ゆっくり香りが楽しめるエールタイプの味わいを実現。
クリエイティブブリューのシリーズ
CREATIVE BREWとは、ヱビスが130年以上にわたって培ってきた技術と知見を活かしながら、これまでのビール概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくヱビスの姿勢を象徴する新ライン。
「CREATIVE BREW」シリーズは以下の通り。
ヱビスクリエイティブブリューJAZZYの実飲レビュー
名前からしてどれだけ気取ったビールが出てくるんだろうかと構えてた。
普段のヱビスの重厚なイメージとは違う、なんかこう、軽やかで洗練された雰囲気を醸し出している。
4種の麦芽がどうとか、音楽のプロとどうとか、聞くだけでハードル上がるやん。
でも、そんなん関係なく、ビールは飲んでナンボ。
期待とちょっぴりの警戒心(毒強め)を抱きつつ、いざ、このクリエイティブな一本と向き合うとしよう。







色・見た目
グラスに注いだ瞬間、目の前に現れたのは、まるで使い込まれた10円玉を磨き上げたような、深みのある銅色。
アンバーよりも深みがあり、その見た目からはしっかりとした飲み応えを予感させる。
光にかざすと、クリアさはあるものの、底の方にほんのりとした濁りが見え隠れするんがまたニクい演出。
これが「JAZZY」のミステリアスな雰囲気なんか?と思わせてくれる。
よくある金色のビールとは一線を画す、落ち着いた色合いは、まさに夜のジャズバーで飲む一杯にぴったり。
見た目だけでも、既に「いつものヱビスとは違う」という主張を感じさせる。
泡立ち
さすがはヱビス、クリエイティブブリューの名は伊達ではない。
泡立ちのきめ細かさは、まるで職人が丁寧に泡立てたミルクのよう。
グラスの縁から盛り上がる泡の層は、見てるだけで心が安らぐほどに滑らか。
そして驚くべきはその保持性。
一口、二口と飲んでいっても、その美しい泡の層はほとんど崩れることなく、グラスの縁にしっかりと残り続ける。
これぞまさに、ビールの品質の高さを物語る証拠。
最後までふっくらとした泡が残ってくれるおかげで、口当たりは常にまろやか。
この泡が、このビールの「JAZZY」な雰囲気をさらに引き立ててくれる。
香り
正直なところ、この「JAZZY」という名前から、もっと華やかでド派手なアロマを想像していた
が、
実際にグラスに鼻を近づけてみると、意外なほどアロマは弱め。
派手さはないけれど、その分、軽やかでウィットに富んだコクが、そっと鼻腔をくすぐる感じ。
フルーティーな香りはほとんど感じられないので、トロピカル系や柑橘系の香りを期待している人は肩透かしを食らうかもしれない。
でも、この控えめな香りが、このビールの奥深さを逆に際立たせてる。
まるで静かに始まるジャズの演奏のように、ゆっくりと香りの世界に引き込まれていく。
いや、これはこれでアリか。
味


一口含むと、いきなり酸味と苦みがガツンとくる。え、マジか?と一瞬ひるむけど、その重たさは全くないから不思議。
そしてここからがこのビールの真骨頂。
口の中で、何パターンもの味わいがグラデーションのように次々と変化していく。
前半にまるでジャズのサビがくるようにグッと盛り上がり、そこから徐々にフェードアウトしていく感じ。
こんなにメリハリが効いたビールはホンマに珍しい。
口の中が飽きることなく、常に新しい味の発見がある。
まさしく「コクと香りのリズム」ってやつか。
シャレオツすぎて、思わず「おっ」と言ってしまった。
後味・余韻
味の項でも触れたように、後半にフェードアウトしていくスピードが結構早い。
正直なところ、余韻はそこまで長くない。
いつものヱビスが持つ、どっしりとした重厚な余韻を期待すると、ちょっと物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
でもな、これがまたこの「JAZZY」の個性なんかも。
スッと消えゆく中に、かすかに感じる麦芽由来の甘みと奥深いコク。
この儚さが、逆に次の一口を誘う。
ヱビスにしては珍しく、ゴクゴクと飲める爽快さも兼ね備えているので、これはこれで新しいヱビスの楽しみ方か。
いつまでもまったりと残る余韻もいいが、このサッパリ感もまた一興。
ヱビスクリエイティブブリューJAZZYの口コミ・評判
ジャズのような奥深い味わいと、ヱビスらしくない軽やかさに驚きの声が多数。

本当に味が変わる気がする!面白いビールですね

ヱビスなのにゴクゴク飲める。これはリピ確定ですわ

最初の一口はびっくりしたけど、飲み進めるうちにどんどん好きになった。奥深い!

このヱビス クリエイティブブリュー JAZZYは、銅色の見た目から想像される重厚感を、きめ細やかな泡立ちと控えめな香りで包み込みます。酸味と苦みから始まりながらもグラデーションのように変化する複雑な味の波が、心地よい余韻とともに次の一杯を誘う、まさにジャズのように奥深くも軽やかな魅力に満ちた一本。個人的には結構ゴクゴク飲めたビールでしたが、飲む人によってやっぱり変わりますね。これがビールの面白さですね。
ヱビスクリエイティブブリューJAZZYがおすすめの人やシーン

まとめ:ジャズのように変化する味のリズムに酔いしれる新感覚ヱビス

「ヱビス クリエイティブブリュー JAZZY」は、その名の通り、まるでジャズのセッションを聴いているかのような、予測不能で心地よい味のハーモニーが楽しめる一本。
最初は「?」って思うかもしれないが、一口、二口と重ねるごとにその奥深さにハマっていく。
普段のヱビスの重厚なイメージを覆す軽やかさがありながらも、4種の麦芽が織りなすコクはしっかりと感じられるから、ヱビスファンも納得の仕上がり。
単なる限定ビールで終わらせるには惜しいなと思う一本。
















