ノンアルビールといえば「物足りない」や「水っぽい」というイメージがつきもの。
でもこのサントリー BEZERS(ベゼルズ)は、そんな常識をぶち壊す方向で攻めてきた。
プルトップを開けた瞬間から「おや?」と首をかしげる独特の香り、口に含めば酸味・苦味・燻製感が一斉に襲いかかるクセの強さ。
飲む人を選ぶのは間違いないですが、その分ハマる人はドハマりしそうな一本です。

かなり癖強のノンアルコールビールのようだな。

うむ。
後で口コミも見てみて頂戴。
結構辛辣なコメントもちょこちょこある・・・
The BEZERS(ベゼルズ)の商品情報
画像 | ![]() | |
発売日 | 2025年9月24日(水) | |
商品名 | The BEZERS(ザ・ベゼルズ) | |
品目 | ビールテイスト飲料 | |
原材料 | 麦芽(外国製造)、ホップ、スピリッツエキス(ノンアルコール)、食塩/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、苦味料 | |
内容量 | 350ml | |
アルコール度数 | 0.0% | |
純アルコール量(350mlあたり) | 0.0g | |
成分 100mlあたり | エネルギー | 7kcal |
たんぱく質 | 0g | |
脂質 | 0g | |
炭水化物 | 1.9g | |
糖質 | 1.8g | |
食物繊維 | 0〜0.1g | |
食塩相当量 | 0~0.04g | |
プリン体 | 約1.8mg | |
缶の形状 | ツルツル | |
購入したお店 | 兵庫県内の平和堂 | |
値段 | 350ml 170円(税込) |

「ザ・ベゼルズ」の開発では、ビール好きが納得して楽しめるおいしさを妥協なく追求しました。800回を超える試作を重ね、細部に至るまで味わいを磨き上げてきました。ビールと同様に原料や製法にこだわるだけでなく、ビールの貯酒工程から着想を得た「熟成」により旨みを引き出し、サントリーならではの「スピリッツエキス」を配合する、という新しいアプローチにたどり着きました。アルコール0.00%でありながら、複層的でじんわり続く余韻により、ビールで感じられるような飲みごたえを実現することができました。ぜひ「ザ・ベゼルズ」を手に取って、そのこだわりとおいしさをご体感ください。
The BEZERS(ベゼルズ)の実飲レビュー
パッケージのデザインは、パブの看板のようなあしらいで、本格的なビールの雰囲気すら漂ってくる。
果たしてそのと味はどうだ。







色・見た目
黄金色の中でもやや濃いめに仕上がっており、見た目だけなら正直ビールと遜色なし。
カラメル色素が入っているからか、自然な黄金色というより「調整された黄金色」という印象。
とはいえグラスに注いだときの見映えは十分。
ノンアル特有の“薄いビール色”を想像している人なら、この見た目にはちょっと驚くかも。
泡立ち
注いだ瞬間の泡はやや粗めで、ビールのクリーミーなモコモコ感は欠ける。
ただ、保持性は思ったより悪くなく、注いだ直後に消え去るようなノンアル特有の寂しさは感じない。
泡立ちを期待してはいけないノンアル業界においては、むしろ健闘している方。
グラスに薄く残る泡の跡もあり「見た目のビール感」を演出するには十分。
香り
ここが最大のクセ。
缶を開けた瞬間から広がるのは、麦芽の香ばしさではなく、燻した木のようなアロマ。
まるでウイスキーの熟成庫に迷い込んだような錯覚すら覚える(言い過ぎか・・・)。
これがスピリッツエキスの効果なのか??
ノンアル特有の「作られた香り感」は否めないが、他社のアサヒ・アサヒゼロ・ドライゼロ系統とはまた違う方向性。
好みは真っ二つに割れると思うが、香りからして「普通のノンアルではない」ことが分かる。
味


口に含んだ瞬間から、苦味・酸味・燻製感が同時に押し寄せてきて、まるで乱打戦。
ひとくちで「忙しい!」と感じさせるくらい情報量が多い味わい。
悪く言えばまとまりがない。
麦芽感やみずみずしさは控えめで、むしろ「味の塊を無理やり押し込まれた」ような感覚。
ただその荒々しさが逆に新鮮でもある。
従来のノンアルに飽きた人なら、意外と刺さるかもしれない。
後味・余韻
最後まで残るのは燻したような独特の香ばしさ。
酸味や苦味はスッと消え、余韻は香り中心で続いていく。
人によっては「まとまりがない」と感じるかもしれないが、逆に「クセがあるからこそ印象に残る」とも言える。
人工甘味料を使っていないため、後味にありがちな甘ったるさや違和感がないのは大きなポイント。
挑戦的だけど悪くない締め方。
ただ、飲む人選びそう・・・。
▼口コミ見たらその理由がよくわかる

The BEZERS(ベゼルズ)の口コミ・評判
クセが強くて好みが分かれる、というのが全体的な評価傾向。
従来のノンアルを期待すると裏切られるが、「新しい体験」としてみるとアリかも。

燻製っぽい香りが独特で面白い。正直クセはあるけど嫌いじゃない

最初のひと口はビックリしたけど、人工甘味料がないから飲みやすい

普通のノンアルと思って飲むと失敗する。冒険したい人向け

黄金色の見た目と健闘した泡立ちに好印象を持ちながらも、燻製のような香りと苦酸っぱい味わいが一気に押し寄せ、後味までクセ強めに貫かれる。人工甘味料不使用の潔さと挑戦的な設計がノンアルの新しい可能性を示してくれる一本。
でも、やっぱりクセが強いな・・・
The BEZERS(ベゼルズ)がおすすめの人やシーン

まとめ:クセ強めだが一度は試す価値アリ

サントリー BEZERS(ベゼルズ)は、ノンアル市場に新しい風を吹き込む「問題児」。
燻製感と独特の余韻がクセ強めで万人受けはしないが、だからこそ印象に残ります。
ノンアルはどれも似たり寄ったり…と退屈している人には、一度試してほしいチャレンジングな存在。
ちょっと価格も高いしね。
好き嫌いは分かれても「新しい体験ができた」という意味では十分価値ある一本。
