2025年10月28日(火)?(もしくは11月1日、わんわんの日)に期間限定発売。
※11月13日時点でも公式サイトには未掲載。公式オンラインショップには掲載。
黄桜の“LUCKY BREW”シリーズは、見た目のゆるさとは裏腹に中身がガチすぎる。
今回の「LUCKY SHIBA」もその例外ではない。かわいい柴犬の笑顔に油断してはいけない。
こいつ、セッションIPAの顔をしてしっかり牙をむいてくるタイプだ。
モザイクホップを贅沢に使ったトロピカルな香り、5%とは思えないパンチのある苦味。
黄桜が“日本のクラフトらしさ”を詰め込んだ1本、徹底的に味わってみよう。

イラストが最高だな。
なんとも言えない顔をしている。

ユルさとは真逆でしっかりした苦みと旨味があったビールだったよ。
黄桜 LUCKY SHIBA(ラッキーシバ)の商品情報
🔻CLICKで開きます!
| 画像 | ![]() | |
| 商品名 | LUCKY SHIBA | |
| 発売日 | 2025年10月28日(火) | |
| 品目 | ビール | |
| 原材料 | 麦芽(ドイツ製造)、ホップ | |
| 内容量 | 350ml | |
| アルコール度数 | 5% | |
| 純アルコール量(350mlあたり) | – | |
| 成分 100mlあたり | エネルギー | – |
| たんぱく質 | – | |
| 脂質 | – | |
| 炭水化物 | – | |
| 糖質 | – | |
| 食物繊維 | – | |
| 食塩相当量 | – | |
| プリン体 | – | |
| 缶の形状 | – | |
| 購入したお店 | 兵庫県内のやまや | |
| 値段 | 350ml 385円(税込) 参考小売価格 | |
このビールを表すキーワードは「アメリカンセッションIPA」と「モザイクホップ」。
どんな要素なのか、ここに記す。
KW① アメリカンセッションIPA
近年人気の高いIPA(インディア・ペールエール)を“軽く・飲みやすく”アレンジしたスタイル。
名前は似ているが、飲み口・香り・アルコール度数のバランスがまったく違う。
アメリカンセッションIPAの「アメリカン」は、使用されるホップがアメリカ産(シトラ、モザイク、アマリロ、カスケードなど)であることを示している。
これらのホップは、トロピカル(マンゴー、パッション)、パイン(松脂)、柑橘(グレープフルーツ、オレンジ)
といった鮮烈でジューシーな香りを出すのが特徴。
KW① モザイクホップ
「モザイクホップ(Mosaic)」は、現代クラフトビールを象徴するアメリカ産アロマホップの王様級存在。
その名の通り、多彩な香りが“モザイク”状に重なって広がるのが最大の特徴。
🔻香りの特徴(ここが圧倒的に人気)
モザイクは、とにかく香りのレイヤーが多いのが特徴。
「果実」「松」「ハーブ」「土っぽさ」が複雑に折り重なるホップで、香りの“情報量”が多いタイプ。
黄桜 LUCKY SHIBA(ラッキーシバ)の実飲レビュー
“舌で味わうビール”を標榜するLUCKY BREWシリーズ。
その最新作はモザイクホップを使ったアメリカンセッションIPA。
可愛い柴犬の缶に隠された真の姿は、意外にも野性的な1本だった。







色・見た目
一見クリアな黄金色だが、実際にはやや濁りがある。
光を通すと霞がかかったように柔らかく、指先は見えない。
見た目だけなら軽やかなピルスナー系を想像するが、飲めばその予想は裏切られる。
色味は薄いが、液体の中にはしっかり旨味が潜んでいる。
いわば“見た目は草食、実は肉食”。
クラフトビールらしい濁りが、自然で手造り感のある印象を与える。
見た目に裏切られる快感を楽しめるタイプだ。
泡立ち
泡はきめ細かく、クラフトビールらしい柔らかさがある。
立ち上がりは中程度だが、保持性は高めでグラスの縁にしっかり残る。
炭酸の刺激が穏やかで、まったりとした舌触り。
一般的なIPAにありがちな“ガス強めで苦味先行”のタイプではなく、口当たりのバランスが優秀だ。
落ち着きがあり、見た目のクリーミーさも相まって上質な印象。
派手さはないが、実力を感じさせる泡質だ。
香り
モザイクホップ由来のトロピカルアロマが全開。
パッションフルーツやグレープフルーツのような甘い香りが、注いだ瞬間にふわっと広がる。
しつこくなく、それでいて存在感がある。
控えめな麦芽の香ばしさも後から追いかけてくるので、香りだけで2層構造を楽しめる。
香りの立ち方はかなり上品で、クラフト初心者でもとっつきやすい。
まるで“リゾート帰りの柴犬”のように、どこか余裕を感じる香りだ。
味


一口目からしっかりとした苦味が立ち上がる。しかし、嫌味がない。
酸味と甘みがほどよくバランスしており、IPAらしさとセッションらしさの両立が見事。
モザイクホップ特有のトロピカルさが前に出すぎず、後半にかけて麦芽の優しいコクが顔を出す。
いわば“陽キャと陰キャが共存する味”。
アルコール5%ながら満足度は高く、飲みごたえも十分。
IPA特有の刺々しさが少ないので、食中にも合う。
後味・余韻
後味は苦味がしっかり残るが、引き際が絶妙。
苦いのに重たくない。柑橘のほろ苦さが口の中で持続し、最後にほのかな甘みで落ち着く。
この余韻のコントロールが秀逸で、“IPAのいいとこ取り”といえる。
飲み終わったあと、口内にトロピカルな香りがうっすら残り、
ついもう一口手が伸びる。リラックスタイム用と謳うのも納得。
休日の午後、柴犬と日向ぼっこしながら飲みたくなる味わいだ。
🔻ちょっと評価上げました
黄桜 LUCKY SHIBA(ラッキーシバ)の口コミ・評判
SNSやビールファンの間では「柴犬の見た目とのギャップが最高」と話題。香りと苦味のバランスを評価する声が多い。

IPAらしい苦味なのに飲みやすい。柴犬、侮れん。イラストがかわいい

モザイクホップの香りがしっかりしてる。コスパ良し

LUCKYシリーズの中で一番バランスが取れてる。
イラストがキャッチーすぎる

色は柔らかく濁り、泡はきめ細かく、香りはトロピカル。
味はしっかり苦く、余韻は軽やか。クラフトIPAの魅力をうまく“セッションサイズ”に落とし込んだ良作だ。目つきが怪しく、可愛い柴犬の可愛さに油断して飲むと、「あれ、ちゃんと苦い!」と驚く。見た目とのギャップを楽しめる一本であり、黄桜の挑戦心を感じる一杯でもある。
口コミでもイラストを褒めている人が多い印象。まあ気持ちはわかるけどね。




黄桜 LUCKY SHIBA(ラッキーシバ)がおすすめの人やシーン

まとめ:可愛い顔して“芯のあるビール”

「黄桜 LUCKY SHIBA」は、見た目のゆるさに反して中身は本格派。
モザイクホップの華やかさとIPAらしい苦味を、絶妙な軽さでまとめた一杯だ。
甘くない、でも優しい。
そんなギャップが柴犬の表情にも重なる。
リラックスしたい夜に、ちょっと背筋を伸ばして飲みたい――
そんな時こそ、この“幸せをくれる柴”がぴったりだ。


