「初夢」という名前から、もっと縁起重視でふんわり甘いビールを想像していた人は、正直肩透かしを食らうかもしれない。
だが、このバクの初夢2026、意外と現実的で攻めている。
フルーツビールにありがちな“甘くて軽いだけ”では終わらせず、しっかりと苦味と酸味を織り込んだ設計。
年末年始限定というお祭り感に甘えず、ちゃんとビールとして勝負してきた姿勢は評価したい。
夢見がちではないが、飲み手を舐めていない一杯だ。

もう年が明けて中旬になってるじゃないか。

乗り遅れたレビュー。
何かの役にはたつかもしれないので一応投稿しておく。
ヤッホーブルーイングバクの初夢2026 の商品情報
| 画像 | ![]() | |
| 商品名 | バクの初夢2026 | |
| 発売日 | 2025年11月3日(先行発売) 2025年12月1日(一般発売) | |
| 品目 | 発泡酒(麦芽使用比率90%以上) | |
| 原材料 | 大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ、みかんペースト、オレンジ果汁 | |
| 内容量 | 350ml | |
| アルコール度数 | 5.5% | |
| 純アルコール量(350mlあたり) | – | |
| 成分 100mlあたり | エネルギー | – |
| たんぱく質 | – | |
| 脂質 | – | |
| 炭水化物 | – | |
| 糖質 | – | |
| 食物繊維 | – | |
| 食塩相当量 | – | |
| プリン体 | – | |
| 缶の形状 | – | |
| 購入できるお店 | コンビニ、他スーパーなど | |
| 値段・価格 | – | |
ベースは「ペールエール」
- 上面発酵のエール
- ホップの香りはあるが、IPAほど苦くない
- モルトのコクとホップの香りがバランス型
そこに👇
果物(または果汁・ピューレ・皮など)を加えたもの
=フルーツペールエール。
今回のバクの初夢にはみかんペースト、オレンジ果汁が入っている。
ヤッホーブルーイングバクの初夢2026の実飲レビュー
フルーツビールと聞くと、泡は弱く、甘くて軽く、ビール感は薄め——
そんな固定観念が先に立つが、バクの初夢2026はそこにきっちり楔を打ち込んでくる。
確かに泡は控えめ、色もジュース寄りだが、味わいは意外と骨太。
ホップの苦味と柑橘の酸味が主役で、甘さはあくまで脇役。
夢見心地というより、目が覚める系のフルーツペールエール。
初夢というネーミングとのギャップも含めて、どんな一杯なのかを確かめたくなる。







色・見た目
グラスに注ぐと、まず目に入るのはグレープフルーツジュースのような淡く濁った色合い。
みかんを使っていると聞くと、もっとオレンジ寄りの色を想像するが、実際はかなり黄色寄り。
柑橘全般を混ぜたような印象だ。
ビールらしい透明感はなく、いかにもフルーツペールエールらしい外観。
ここで「ジュースっぽい」と感じる人も多いだろうが、これは狙い通り。
見た目からして、クラシックなビールを求める人には一線を引く設計だ。
泡立ち
泡立ちは控えめで、勢いよく立ち上がるタイプではない。
フルーツビールらしく、注いだ瞬間に液体が主役になる。
保持性も高くはなく、しばらくすると泡の層はごく薄く残る程度。
ただし、これはマイナスというよりスタイル由来の仕様。
無理に泡を主張させず、香りと味に集中させる構成になっている。
泡で誤魔化さない、という意味では正直だが、泡フェチには物足りないのも事実。
香り
香りは非常に明確で、他のフルーツビールとは一線を画す。
トロピカル全開ではなく、みかんやオレンジを思わせるキリッとした柑橘アロマが前面に出る。
甘ったるさはなく、むしろシャープで爽やか。
皮のニュアンスすら感じさせる香りで、「フルーツ=甘い」という先入観を壊しにくる。
ここはヤッホーブルーイングらしい設計で、香りだけでも“ちゃんと考えて作っている”のが伝わる。
味


口に含んだ瞬間、柑橘系、特にみかんフレーバーのアロマが一気に広がる。
その後、ホップ由来の苦味がチラリと顔を出し、全体を引き締める。
酸味もあるが、酸っぱすぎず、甘みとのバランスが取れているため非常に飲みやすい。
正直、ビール感はかなり薄いが、それを承知で飲むなら完成度は高い。
フルーツペールエールとしては、かなり計算された味わいだ。
後味・余韻
後半になると、苦味と同じくらい酸味の存在感が増してくる。
ただし、どちらも尖りすぎず、絶妙な塩梅で収まるため飲みにくさはない。
フルーティな余韻が口の中に残り、ビールというより柑橘系クラフトドリンクに近い印象。
だからこそ年末年始に向いているとも言える。
重すぎず、軽すぎず、「初夢」という名前に妙に納得してしまう余韻だ。
ヤッホーブルーイングバクの初夢2026の口コミ・評判
全体的には「フルーツ感が強く飲みやすい」「苦味とのバランスが良い」という評価が多い。

フルーツビールだけど甘すぎない

柑橘の香りがはっきりしていて美味しい

毎年違う味を試すのが楽しい

バクの初夢2026は、色や泡でビール感を削りつつも、香り・味・余韻で柑橘と苦味をきっちり成立させているビール。夢見がちではないが完成度の高いフルーツペールエールだと感じました。
ヤッホーブルーイングバクの初夢2026がおすすめの人やシーン

まとめ:主張控えめ、日本人にフィットするセゾン

バクの初夢2026は、縁起物の顔をしながら中身はかなり現実的だ。
甘さ控えめ、苦味と酸味をしっかり効かせた設計は、フルーツビールに物足りなさを感じてきた人ほど刺さるはず。
初夢のようにふわっと消えるビールではなく、飲み終わったあとにしっかり印象が残る一本。
年始に「今年も面白いビールを飲もう」と思わせてくれる、良いスタート役だ。


