最終更新:2025-12-27|【黄桜 LUCKY HORSE(ラッキーホース)レビュー】派手さはないが、苦味で信頼を積む旨味ペールエール

【黄桜 LUCKY HORSE(ラッキーホース)レビュー】派手さはないが、苦味で信頼を積む旨味ペールエール

4.0

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クラフトビールと聞くと、トロピカルだ、ジューシーだ、香り爆発だと、とにかく派手な方向に走りがちだが、この「LUCKY HORSE」は真逆を行く。

見た目も香りも控えめ。主張は少なめ。
その代わり、飲み進めるほどにじわじわと存在感を出してくるタイプ。

黄桜らしく、日本酒蔵の延長線にある“旨味設計”がベースにあり、無理にクラフト感を誇示しない。
万人ウケを狙ったわけでも、尖りたいわけでもない。
これは「ビール好きが少しだけ冒険したい時」にちょうどいい、静かなペールエールだ。

お酒たち
お酒たち

LUCKY SHIBA同様、イラストがいいな。
このシリーズは非常にキャッチーだな。

Hオカ
Hオカ

イラストから想像できないほど、実直なビールといった印象でした。

苦味が特徴でおいしかった。

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黄桜 LUCKY HORSE(ラッキーホース)の商品情報

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画像
商品名LUCKY HORSE
発売日2025年11月11日(火)
品目ビール
原材料麦芽、ホップ、米
内容量350ml
アルコール度数5%
純アルコール量(350mlあたり)
成分
100mlあたり
エネルギー
たんぱく質
脂質
炭水化物
糖質
食物繊維
食塩相当量
プリン体
缶の形状
購入したお店兵庫県内のやまや
値段350ml -円
参考小売価格

黄桜 LUCKY HORSE(ラッキーホース)の実飲レビュー

グラスに注いだ瞬間、まず感じるのは落ち着き。
色も泡も香りも、必要以上に騒がない。

最近のクラフトビールに慣れていると、正直「地味だな」と感じるかもしれない。
ただ、この静けさは欠点ではなく、設計思想だ。
LUCKY HORSEは、喉でガツンと飲ませるタイプではない。
舌でじっくり味わい、後半で評価が上がるタイプ。
飲み手に集中力を求める、少し大人なビールだ。

色・見た目

濃いめの黄金色で、薄いアンバーにも見える色合い。
極端に赤いわけではないが、一般的なラガーよりは確実に深みがある。

透明度はそこそこあり、重たすぎない印象。

見た目だけだと「軽そうなペールエール」に見えるが、実際はもう一段階コクがある。
この控えめな色味が、LUCKY HORSEの“派手じゃないけど芯はある”性格をそのまま表しているように感じる。

泡立ち

泡立ちは中程度で、きめ細かさもあり好印象。
爆発的に立ち上がるわけではないが、保持性はしっかりしており、時間が経っても泡の層がきれいに残る。

クラフトビールとしてはかなり整った泡立ちで、雑さはない。
香りを邪魔しない泡という点では優秀で、全体のバランスを考えた設計が感じられる。
派手さはないが、実直。

香り

香りはかなり控えめ。
フルーティさは感じるものの、鼻に飛び込んでくるほどではない。
白ワインのようなニュアンスは確かにあるが、主張は弱い。

ここは好みが分かれるポイントで、「香り命」の人には物足りないだろう。
一方で、食事と合わせることを考えると、この控えめさは武器になる。
香りで支配しないから、料理を邪魔しない。


一口目でフルーティさと軽い酸味を感じ、その後じわっと苦味が立ち上がる。
ペールエールとしてはしっかり苦い部類だが、荒さはなく、日本人好みの収まり方をする。

米を一部使用している影響か、ホップの苦味がシャープに出ており、変に甘くならないのが好印象。
派手なクラフト感はないが、その分、ビールとしての“安心感”がある。

毎回新しい刺激を求める人より、「ちゃんと苦いビールが飲みたい人」向け。

後味・余韻

後味には苦味が長く残る。
キレでスパッと終わるタイプではなく、余韻
をしっかり引っ張る構成。

この苦味の残り方が実に日本的で、「昔ながらのビール好きが少しだけクラフトに寄り道した」ような感覚に近い。
クセは強くないが、印象は残る。
派手さはないのに、飲み終えたあとにちゃんと記憶に残る。
これは意外と貴重だ。

おすすめ度
一度はトライ
1
2
3
4
5
リピ確定

黄桜 LUCKY HORSE(ラッキーホース)の口コミ・評判

全体的な評価は「飲みやすいが苦味がしっかり」「派手じゃないのが逆に良い」という声が多い。

クラフトだけどクセが強すぎない

苦味が心地よく、食事と合わせやすい

毎日飲めるクラフトビール

Hオカ
Hオカ

LUCKY HORSEは、色・泡・香り・味・余韻すべてが控えめながらも破綻がなく、特に後半に伸びる苦味が印象的で、派手さを捨てて“日本人の舌に合うペールエール”を真面目に作った一本だと感じました。

黄桜 LUCKY HORSE(ラッキーホース)がおすすめの人やシーン

  • 苦味のあるビールが好きな人
  • 派手なクラフトに疲れた人
  • 食事と合わせるビールを探している人
  • 普段はラガー派だが、少し冒険したい人

まとめ:ビール好きがちょっと冒険してもいいクラフト

LUCKY HORSEは、幸運を運ぶビールというより、「安心して手に取れるビール」だ。

クラフトビールらしい尖りは少ないが、その分、日常に溶け込む力がある。

苦味はしっかり、香りは控えめ。
派手さに疲れた人ほど、この静かな設計の良さがわかるはず。
2026年の午年、ド派手な幸運より、地に足のついた一本を選びたい人にちょうどいい。

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