最終更新:2025-9-13|【アサヒ AQUARYアクアリーレビュー】軽やかすぎたアサヒ空想開発局発の”ビール”。

【サントリー ワールドKANPAIビールレビュー】世界93カ国の声で造られた「飲みやすいよね?」が満載のビール


「世界中の声を集めて完成!」と大々的にうたうワールドKANPAIビール。
壮大なキャッチコピーだが、飲む側からすると「大丈夫か、寄せ集め感ないか?」と疑うのが正直なところ。
今回は実際に飲み比べ、93カ国分の期待に応えられているのか徹底チェックする。

お酒たち
お酒たち

もろ万博のイメージだな。

Hオカ
Hオカ

そうそう。
大阪万博会場を中心に、約2カ月間ベースのビールを販売して、お客様の声をアンケートで収集して完成させたビールらしいよ。どれくらいまとまってるのかチェックしてみる。

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サントリー ワールドKANPAIビールの商品情報

中身について

中味についてのアンケートの結果、苦みはちょうどよいという声が多い一方、より強い刺激(炭酸)や芳醇な香り、味の濃さを求める声が多いことが判明。

そこで、使用するホップ品種の見直しや麦芽使用量の調整を行い、香りや飲みごたえを強化。
爽快感・飲みやすさと豊かな香り・味わいを併せ持つビールに仕上げた。

パッケージはアンケートの各回答の割合を、大小さまざまのカラフルな色面で表現。
「世界93の国/地域の声でつくった!」という文言を記載することで、世界のお客様の声をもとに完成した商品であることをPRしている。 

サントリー ワールドKANPAIビールの実飲レビュー

世界93カ国の声を反映した肩書き。
飲む人間からすれば「要は飲みやすさ優先でしょ?」と疑いたくなる。
実際の中身は万人向けに調整されたオールラウンダーなのか、それともクセを残した挑戦的な仕上がりなのか。
ここから先は実際に飲んだ正直な感想をぶっちゃける。

色・見た目

見た目は誰がどう見ても「普通の黄金色ラガー」。
クリアで透き通り、指先がハッキリ見えるくらい透明感あり。
世界の声を反映したという正統派な日本のビールという感想。

泡立ち

泡はそこそこ立ち、保持性も中程度で一定レベルの質を確保している。
「おおっ」と思わせるようなクリーミーさはないが、持続力はそこそこあり、撮影用に数分置いても残っていた。

香り

甘めのアロマが立ち上がり、麦芽の香ばしさよりも軽いスイート感が目立つ。
これは確かに飲みやすい方向性だが、正直重めの「ビール感」を期待する人からすれば肩透かし。
悪く言えばパンチ不足。良く言えば優しさあふれるピースなビール。
国際協調を意識しすぎてちょっと八方美人になった感じがする。

一口目は酸味と軽い苦み。その後すぐに消えて、ライトな甘みと爽快さが残る。
全体的に非常に軽やかでゴクゴク飲める
が、濃厚な旨みや厚みを求める人には物足りない。
飲みやすさ重視なのは理解するが、せっかく93カ国の声を反映したなら、もう少し個性を残してもよかったのでは?
味にまとまりがあるのかと言われればそうでもない。でも色々な国の好みを感じられるならそれもアリかも。

後味・余韻

ゴクゴク飲める軽さが特徴だが、最後に微かな苦味が姿を現す。
このクセがアクセントにも感じられる
が、人によっては「後味の違和感」と受け取られそう。
全体を通じてライトにまとまっていてインパクト不足は否めない。
だが、万人受けという意味では成功しているとも言える。

サントリー ワールドKANPAIビールの口コミ・評判

全体的には「飲みやすい」という評価が目立った。
世界中の声を集めて作った万人向けビールとして完成しているため色々な意見が見られた。

ライトで飲みやすい!暑い日にゴクゴク飲みたい

クセがないけど、逆に記憶に残らない感じ

後味にちょっとだけ引っかかる苦味があるのが気になる

Hオカ
Hオカ

黄金色の見た目は一般的、泡立ちは中程度、香りは甘めでフルーティー、味は軽快、後味には絶妙な苦味が残るが、全体的に飲みやすさに振り切った仕上がり。
毒を吐きつつも「ライトに楽しみたい人にはアリ」と結論づけたいですね。
缶のデザインはハッピー感が漂うのでアリ。
Xのゆきさん、ええこと言ってます。まさにその通りのビールだと思います。

サントリー ワールドKANPAIビールがおすすめの人やシーン

OKのジェスチャー
  • 個性的なビールは苦手で、とにかく飲みやすさ重視の人
  • 夏のBBQやフェスなど、大人数でワイワイ飲む場面
  • ビール初心者や、女性で軽めの味を好む人
  • 海外の友人に「日本の万博ビールだよ」と話題にしたい時

まとめ:世界の声で作った、忙しなさも感じられるライトビール

サントリー ワールドKANPAIビールは、世界中の声を反映した結果「クセを消したオールラウンダー」な味わいに仕上がった。
苦み・甘み・爽快さなど色々な声が凝縮されており、若干の忙しなさも感じる。
ビール上級者からすれば物足りないが、飲みやすさと爽快感は間違いなく万人向け。
BBQやパーティーで気軽に手に取る一本としては十分役立つ。
「世界の声を形にする」という試みそのものに価値があり、今後の進化に期待したい。

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