こんにちは。Hオカです。
リニューアルされてから初めてアサヒゼロを購入したのですが、それをただレビューするだけじゃ勿体ない!
ということで、各社の色々なノンアルコールと飲み比べてみました。
どれくらい美味しいか、ビールっぽさがあるのかで比較しています。
※アサヒゼロはこれまでも何度もレビューしているのでリニューアル後の変化した部分だけ記載しています。

ノンアルコールを飲むのが本当に久しぶり

アサヒゼロは大変お世話になったようだな

そうそう。
週末酒プレのアクセスが増えたのはアサヒゼロのおかげと言っても過言ではない。

というか、アサヒゼロのリニューアル、だいぶ前じゃないか?

うむ。調べたら3月だった。
🔻こちらがリニューアルされた時のニュース

アサヒゼロのおさらい
みなさん知ってるでしょうが一応紹介。

アサヒゼロは、アサヒビールが販売するノンアルコールビールテイスト飲料。
ビールのような味わいにこだわり、アルコール分0.00%を実現した一本。
健康志向や飲酒できないシーンでも「ビールらしさ」を楽しめる商品として人気です。
特徴
- アルコール分0.00%:完全なノンアルコールで、運転前や仕事中でも安心して飲めます。
- 国産麦芽使用:麦芽のうまみを最大限に引き出すため、国産麦芽を使用。
- ブリューゼロ製法:一度ビールを醸造し、アルコール分のみを取り除く独自製法。通常の2倍以上のうまみ成分を残し、ビールらしいコクと飲みごたえを実現。
- カロリー・成分(100mlあたり):
- エネルギー:28kcal
- たんぱく質:0.1~0.5g
- 脂質:0g
- 炭水化物:6.9g
- プリン体:5.4mg
- 食塩相当量:0~0.03g
リニューアル情報(2025年)
主なリニューアルポイント
- 麦の香りと飲みごたえアップ
2025年2月製造分から、ビールらしい麦の香りをより強調し、飲みごたえと後味の良さが向上。 - パッケージ刷新
缶体上部に「新」のアイコンを配置し、リニューアルをアピールしたデザインに変更。 - 業務用小瓶を新発売
2025年3月11日から、飲食店向けに334ml小瓶も発売。これにより、外食時のノンアルコールビールの選択肢が拡大

こんなとこだな。

そろそろ本題に入れ。
比較#01 アサヒ・ドライゼロ
商品名 | アサヒゼロ | ドライゼロ |
---|---|---|
正面 | ![]() | ![]() |
背面 | ![]() | ![]() |
側面1 | ![]() | ![]() |
側面2 | ![]() | ![]() |
成分表 単位:100ml当たり | アルコール分:0.00% 純アルコール量:0g エネルギー:28kcal たんぱく質:0.1~0.5g 脂質:0g 炭水化物:6.9g |_糖質:6.9g |_食物繊維:0~0.2g 食塩相当量:0~0.03g プリン体:6.0mg | アルコール分:0.00% 純アルコール量:0g エネルギー:0kcal たんぱく質:0g 脂質:0g 炭水化物:0.4~1.4g |_糖質:0g |_食物繊維:0.4~1.4g 食塩相当量:0~0.04g プリン体:0~1.0mg |
原材料 | 麦芽(国内製造)、スターチ、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、米/炭酸、香料 | 食物繊維(米国製造又は仏国製造又は国内製造)、大豆ペプチド、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK) |
購入店舗・価格 | 店舗:業務スーパー 価格:- | 店舗:業務スーパー 価格:- |


色味
🔻まずはアサヒゼロ。
クリアな黄金色が目を引く。グラスに添えた指先もしっかり見える綺麗な色味。
ノンアルと言われなければ普通のビールと見間違うレベル。
🔻次にドライゼロ
注いだ瞬間、目を引くのはフリーよりやや濃いめの黄金色。
ラガービールのようなビジュアルで、透明感も十分。
指先が見えるくらいのクリアさはあり、見た目だけで言えばかなり“ビールっぽい”。
ただし、あまりにも完成されすぎているのと正面画像でもわかるように、かなり炭酸感がある。
ここに違和感を感じた。
🔻🔻🔻
とは言ったものの、色味はどちらも美味しさが漂う。
泡立ち
🔻まずはアサヒゼロ。
立ち上がりは控えめだが、泡のきめ細かさは優位に立つ。
ノンアルでこれくらいの質感であれば十分なのだが、やはり保持性は低い。
ただ、きめ細かさがあるので口に触れた瞬間のシルキーさはやや優勢か。

そんな褒め方をしていますが、やはりそこはノンアルコールです。
🔻次にドライゼロ
画像は注いだ瞬間を撮影したものだが、泡の立ち上がりはやや弱く、保持性も乏しい。
グラスの縁にかろうじて泡の膜が残る程度で、これはアサヒゼロとほぼ同様のレベル。
アサヒゼロのようなきめ細やかさもないため、泡で評価を稼ぐタイプではない。
🔻🔻🔻
ということで若干のシルキー感が勝ってるということでアサヒゼロがやや優勢。
香り
🔻まずはアサヒゼロ。
ビールを飲む時のようなホップ感と香ばしさがしっかり感じられるのは◎
ただ、リニューアル前と比べて、独特の甘い香りが増したような気がする。
前回は香りの段階から、圧勝って感じだったが、今回はそんなにだった。
🔻次にドライゼロ
グラスを近づけた瞬間、「ああ、ノンアルだ」と思わせる独特な香り。
次の比較で登場するドライゼロフリーより麦感は多少あるが、それでもノンアル特有の人工的な香りが先行し、「ビールっぽさ」より「違和感」が勝ってしまう。
香料の主張が強く、飲む前から期待値を下げてしまう点が残念。
🔻🔻🔻
前回はアサヒゼロがビールっぽさとしては完全優勢だったが、今回はやや優勢ってところか。
味
🔻まずはアサヒゼロ。
ビール特有の旨味を感じられる・・のだが、時間が経過するとその美味しさがノンアル感に変わっていく。
アサヒゼロってこんな感じだったっけ。前回はすんなり勝敗が決まってた感じがするけど、確かにノンアルとしては美味い。
でも何か物足りなくなっている。なんだろう。
🔻次にドライゼロ
ファーストインプレッションは香ばしさ…かと思いきや、どこか“わざとらしさ”が鼻につく。
後味は軽く飲みやすいが、香りのクセが味にも影響を及ぼしている。
やっぱり何度飲んでもスーパードライに近い味とは言えない。
🔻🔻🔻
味も、ビールっぽさでいえばアサヒゼロがやや優勢。
でも正直リニューアル前の方がよかった。
余韻
🔻まずはアサヒゼロ。
後半にもしっかり口の中に旨味が残る。
以前よりもキレは感じなくなったが、その分ヘビーな感じがして飲み応えをしっかり感じられる。
飲み過ぎると腹が膨れる気がした。
🔻次にドライゼロ
飲み終わった後に残るのは、ほのかな苦味ではなく、ノンアル独特のクセのある余韻。
「うまさUP」とは書かれているものの、過去と比べて特段の進化は感じにくい。
価格帯の安さは魅力だが、味で勝負するならアサヒゼロの方が一枚上手と感じる仕上がりだった。
🔻🔻🔻
とは言ったものの、色味はどちらも美味しさが漂う。
余談
以前にも比較をしたことがあるが、今回2本ともリニューアルしていたので再検証。
ドライゼロは変化をほぼ感じられずだったが、アサヒゼロは、リニューアル前の方が美味しく感じた。
最初に登場した時のインパクトが大きかった。
なんか雑味が取れて飲みやすさを謳っている分、ノンアル感は増したような気がする・・・。


今回は前座のような感じで、実は次の一本が楽しみ。
それはドライゼロフリー。
売っているお店が少なくて、見つけるのに苦労したが、業務スーパーでようやく購入できた。
比較#02 アサヒ・ドライゼロフリー
商品名 | アサヒゼロ | ドライゼロフリー |
---|---|---|
正面 | ![]() | ![]() |
背面 | ![]() | ![]() |
側面1 | ![]() | ![]() |
側面2 | ![]() | ![]() |
成分表 単位:100ml当たり | アルコール分:0.00% 純アルコール量:0g エネルギー:28kcal たんぱく質:0.1~0.5g 脂質:0g 炭水化物:6.9g |_糖質:6.9g |_食物繊維:0~0.2g 食塩相当量:0~0.03g プリン体:6.0mg | アルコール分:0.00% 純アルコール量:0g エネルギー:0kcal たんぱく質:0g 脂質:0g 炭水化物:0.4~1.5g |_糖質:0g |_食物繊維:0.4~1.5g 食塩相当量:0.01~0.05g プリン体:0mg |
原材料 | 麦芽(国内製造)、スターチ、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、米/炭酸、香料 | 食物繊維(難消化性デキストリン(米国製造)、大豆食物繊維)、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(ステビア) |
購入店舗・価格 | 店舗:業務スーパー 価格:- | 店舗:業務スーパー 価格:- |


色味
🔻まずはアサヒゼロ。
クリアな黄金色でラガービールのそれ。
グラスに添えた指先もしっかり見える綺麗な色味。
ノンアルと言われなければ普通のビールと見間違うレベル。
🔻次にドライゼロフリー
見た目だけなら、これは立派なラガービールで通じる。
缶からグラスに注いだ瞬間に広がるのは、淡くクリアな黄金色。
透明感もあり、光にかざせば奥までしっかり透ける。
視覚面の演出に関しては非の打ちどころなし。
ノンアルだと知らなければ、何の疑いもなく“普通のビール”と信じてしまう人も多いだろう。
🔻🔻🔻
色味については両者互角といったところ。
泡立ち
🔻まずはアサヒゼロ。
立ち上がりは控えめだが、泡のきめ細かさは優位に立つ。
ノンアルでこれくらいの質感であれば十分なのだが、やはり保持性は低い。
ただ、きめ細かさがあるので口に触れた瞬間のシルキーさはやや優勢か。

正直なところ僅差だと思います。
🔻次にドライゼロフリー
残念ながら、泡に関しては“ノンアルあるある”を裏切らない。
注ぎ始めの立ち上がりは弱く、グラスに薄く泡膜が張る程度。
時間経過とともにスッと引いていき、泡の存在感はほとんど残らない。
保持性も乏しく、グラスの縁にかろうじて細かなリングが残るのみ。
まあ、泡にこだわる層はそもそもノンアルには手を出さないのかもしれない。
🔻🔻🔻
ということで若干のシルキー感が勝ってるということでアサヒゼロがやや優勢。
香り
🔻まずはアサヒゼロ。
ビールを飲む時のようなホップ感と香ばしさやコクが感じられるのは◎
ただ、リニューアル前と比べて、独特の甘い香りが増したような気がする。
🔻次にドライゼロフリー
一口目の前、グラスを鼻に近づけた瞬間に「ああ、ノンアルだ」と確信する。
これは“ビールのふり”ではなく、“ノンアルの匂い”だ。麦の香ばしさよりも、甘みと人工的な香料のニュアンスが強く出てくる。
「これビールです」と言い張られると、若干ツラい。
しかし、その甘さも時間が経つにつれ気にならなくなり、飲み進めるうちに「あれ、これ意外と…」となるから不思議。
香りに関しては“ビールモドキ感”を隠しきれてはいないが、嫌悪感を持つレベルではない。
個人的にはドライゼロフリーの方が、これまでのノンアル香を脱出している感じがする。
🔻🔻🔻
ビールっぽさがあるアサヒゼロと悪くないノンアル香のドライフリーゼロで引き分け。
味
🔻まずはアサヒゼロ。
ビール特有の旨味、苦み、コクを感じられる・・のだが、時間が経過するとその美味しさがノンアル感に変わっていく。
リニューアル前とやっぱりなんか違うな。
🔻次にドライゼロフリー
驚いた。変な甘みがあるのに、するっと飲める。
香りの段階で不安が残った分、口に含んだときの意外性は大きい。
酸味や苦味といったビールらしい輪郭は薄いが、甘みが強すぎるわけでもなく、後味もクリーン。
むしろ「水より飲みやすいかも」と思ってしまうほど(言い過ぎか)で、するする喉を通っていく。
炭酸の加減もやや控えめで、全体として“まろやか”な印象が強い。
ゼロ・ゼロ・ゼロ・ゼロの4拍子に味まで求めるのは酷かと思っていたが、これは案外成立している。
飲み比べたアサヒゼロより軽快感があり、日常づかいにはこちらが向いている気がした。
🔻🔻🔻
意外にいけるドライゼロフリー。
アサヒゼロリニューアル前なら引き分けくらいだったが、ドライゼロフリー非常に飲みやすい。
カロリーゼロ、糖質ゼロ、ゼロゼロづくしでビールっぽさはないが、飲みやすさでは軍配が上がる。
余韻
🔻まずはアサヒゼロ。
後半にもしっかり口の中に旨味が残る。
リニューアル前よりキレは感じなくなったが、ボディが重く感じられて飲み応えを体感することができた。
🔻次にドライゼロフリー
後半にクセが残るノンアルも多い中、これは逆。
飲み終えたあとの舌に変な甘さや香料の尾を引かない。
むしろすっきりとした印象で、気づけば次のひと口を求めている自分がいる。
確かに、最初の印象は“ノンアルだな”だった。
でも、終盤には“もう一杯飲もうかな”に変わっていた。
飲みやすさ、爽快感、そして罪悪感ゼロという要素の掛け算で、余韻も悪くない。
アサヒゼロより“ビール感”は薄いものの、“飲料としての完成度”ではこちらが上かもしれない。
ノンアルというジャンルを超えて、ひとつの飲み物としてアリだと思わせてくれる余韻だった。
とは言ったものの、色味はどちらも美味しさが漂う。
🔻🔻🔻
余韻がすっきりでドライゼロフリー。
余談
人それぞれ印象は違うんだろうけど、意外に美味しかったドライゼロフリー。
アサヒゼロはやっぱリニューアル前の方がよかったんじゃない。
それにしても、個人的にはドライゼロフリーおすすめ。
ちょっぴりフルーティー感も漂って、非常に飲みやすい感じだった。

