「普通のビールに飽きた」「とにかくクセのある一本を試したい」という変わり者に刺さるのがAKOMEYA TOKYO ALT。
米の旨味とカラメル香、さらに薬膳めいた香りが混ざり合い、飲む人を選ぶ濃厚アルトビールです。

お米をウリにしたライフスタイルショップのクラフトビールか。

その通り。
お米のコクがあって甘みもあって・・・でも非常にクセ強の個性派ビールでした。
しっかりした味わいだから、焼肉やソーセージ、チーズなどの濃いめの味付けの料理にピッタリだね。
AKOMEYA TOKYO ALT(アルト)の商品情報
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商品名 | AKOMEYA TOKYO ALT | |
品目 | ビール | |
原材料 | 麦芽(ドイツ製造)、ホップ | |
内容量 | 330ml | |
アルコール度数 | 5.0% | |
純アルコール量(330mlあたり) | – | |
成分 330mlあたり | エネルギー | – |
たんぱく質 | – | |
脂質 | – | |
炭水化物 | – | |
糖質 | – | |
食物繊維 | – | |
食塩相当量 | – | |
プリン体 | – | |
瓶の形状 | ノーマル | |
購入したお店 | 兵庫県内のAKOMEYA TOKYO | |
値段 | 330ml 990円(税込) |

全国の厳選米や調味料、食器などを扱うライフスタイルショップ。
米を主軸とした食文化の提案が特徴で、オリジナルビールにもその思想が反映されている。
今回のALTは遠野産ホップIBUKIを100%使用し、淡色麦芽と濃色麦芽を焙煎して香ばしさと旨味を引き出すのが特徴。
食との相性を重視した商品展開で、単なる酒販ではなく「食の体験」を提供している。
AKOMEYA TOKYO ALT(アルト)の実飲レビュー
いわゆる大衆向けビールの常識から外れた、濃厚かつ甘み全開のアルトビール。
米由来の旨味と薬膳めいた香りが融合し、唯一無二の存在感を放つ。





色・見た目
濃厚なアンバー色で、一見すると重厚感たっぷり。
ただ、グラス越しにかすかに指先が透ける程度の透明度はあり、濁り系とは一線を画す。
光の加減で深い赤みも感じられ、見た目のインパクトは強め。
「うまそう」というより「お、なんだこれ?」と気になるレベルの存在感で、見ただけでクセの片鱗を漂わせてくる。
泡立ち
きめ細かさは合格ラインだが、立ち上がりはやや控えめで、派手さはない。
保持性も低く、時間とともにすぐ消えていくあたりは、泡命のラガー派には物足りないかも。
ただ、このビールは泡で魅せるタイプではなく、中身勝負のゴリ押し系。
泡がすぐ消えるぶん、香りと味わいのクセがダイレクトに鼻と舌へ飛び込んでくる。
香り
カラメルを焦がしたような甘く濃い香りが最初にガツン。
そこに薬膳のような独特のニュアンスが混ざり、ハーブティーとも似つかぬ、説明困難な個性を放つ。
クセが強く、初対面で好印象を抱く人は少数派だろう。
逆に、この時点で「面白そう」と笑える人は、もうこのビールの虜になる素質あり。
味


ひと口目から日本酒的な甘みが口いっぱいに広がる。
しかも、ほんのりミキプルーンを思わせる濃厚でクセのある甘味が後を引く。
酸味や苦味はほぼ影を潜め、旨味と甘味が主役。
大手4社のビールで育った舌には真逆の方向性で、好みは真っ二つに分かれるだろう。
「万人ウケ?そんなもん狙ってねぇよ」と言わんばかりの味わいだ。

キレ爽快なビールとは真逆の立ち位置です。飲む人を選びそうな味ですが、個性的な一本を探している人にはオススメできるビールです。
後味・余韻
米由来の旨味とクセのある甘みが、飲み込んだあともしつこいほど残る。
軽快さはゼロ、むしろ一本で満腹感を覚える重量級。
食中酒としては牛肉やソーセージのようなパンチのある料理と相性が良く、淡白な魚料理とは真っ向から衝突する。
飲み終わったあとの満足感と疲労感が同居する、なかなかの猛者。

AKOMEYA TOKYO ALT(アルト)の口コミ・評判
全体的にクセが強く、好みが分かれるという意見が多め。ハマる人はとことんハマるタイプのビール。

濃厚な甘みと香ばしさがクセになる。他にはない味わい

クセはあるけど…でも料理と合わせると面白い

牛肉やチーズと合わせるとめちゃくちゃ合う

色は深いアンバーで泡は控えめ、香りはカラメルと薬膳が混ざる個性派、味は日本酒的甘みとミキプルーン感が特徴で、後味は米の旨味が長く残る重量級ビールであり、万人受けはしないが刺さる人には深く刺さる味。とにかく個性的なビールをお探しの方にピッタリです。
AKOMEYA TOKYO ALT(アルト)がおすすめの人やシーン

まとめ:クセと旨味で殴ってくる個性派アルト

AKOMEYA TOKYO ALTは、ビールの常識から一歩も二歩も外れた、濃厚かつ甘み全開のアルトビール。
米由来の旨味と薬膳めいた香りが融合し、唯一無二の存在感を放つ。
軽やかさは皆無だが、牛肉やチーズのようなこってり系料理と合わせれば、その真価を発揮する。
飲む人を選ぶが、一度ハマれば忘れられない、まさに“クセの暴力”とも言える一本。
