缶を開けた瞬間、鼻を突く甘ったるい香り。
正直「スゲー!」と驚いたが、ひと口飲んでびっくり。
これは甘党にはたまらん1本。ビールの皮をかぶったバナナジュース、というと怒られそうだが、そんな感想も出てくる。
万人受けはしないが、ハマる人には深く刺さる、そんな1本だった。

缶を開けた瞬間、香りが爆発したそうだな。

うむ。
開栓した瞬間、甘い香りが立ち込めました。



ワールドクラフト 無濾過ホワイトビールの商品情報
商品名 | ![]() | |
ワールドクラフト 無濾過ホワイトビール | ||
原材料 | 麦芽(外国製造)、ホップ | |
アルコール度数 | 5.5% | |
純アルコール量 (350mlあたり) | 15.4% | |
成分 350mLあたり | エネルギー | 48kcal |
たんぱく質 | 0.5〜0.8g | |
脂質 | 0g | |
炭水化物 | 3.6g | |
-糖質 | 3.4g | |
-食物繊維 | 0~0.4g | |
食塩相当量 | 0〜0.02g | |
プリン体 | – | |
缶の形状 | ツルツル | |
購入したお店 | 兵庫県内のファミリーマート | |
購入した値段 | 350ml 250円(税込) |
ワールドクラフト 無濾過ホワイトビールの実飲レビュー
ファミマで見つけた真っ白な缶のホワイトビール。
「どうせ甘ったるい系やろ」と思って手に取ったが、ここまで振り切ってくるとは思わなかった。
香りから甘さ、泡立ち、余韻にいたるまで“甘さ全開”。
ビールらしさを期待すると肩透かしだが、逆にそこが新鮮。
クラフトの面白さが詰まった変化球な1本だった。







色・見た目
注いでまず目を惹くのは、トロっとした濁りのある黄色いビール液。
ピーチジュースのような淡い黄色で、指先が見えないほどのにごり。
透明感はまったくないが、それがまた“無濾過”をしっかり主張してくる。
いわゆるホワイトビールらしい外観ではあるが、ドロっとした質感が視覚的にも重みを感じさせる。
クラフト感が強く、見た目のインパクトも十分。
泡立ち
注いだ瞬間から、きめ細かくもっちりした泡が広がる。
泡の膜がグラス全体に張り付き、保持性も非常に高い。
時間が経っても消えにくく、グラスの縁には泡のリングがしっかりと残る。
クラフト系ビールとして泡の品質は文句なし。
繊細でクリーミーな泡が、まろやかな味を予感させてくれる。
コンビニビールでこの泡立ちは、正直かなり嬉しい。
香り
香りはかなり濃厚で、好みが分かれる部分。
バナナ系のフルーティな香りが爆発し、もわっと甘さが漂う。
麦芽やホップの香ばしさは控えめで、とにかく“甘くて濃い”。
個人的にはこの香りだけで結構満足感がある一方で、ビールらしさを求める人には戸惑いの一因になるかも。
お菓子みたいな香りが好きな人には刺さるアロマ。
味


口に含むと、予想通りバナナのような甘みが支配する。
苦味は極めて少なく、酸味も控えめで、ひたすらまろやか。
ボディは軽そうに見えてしっかり重め。
度数は5.5%とスタンダードな数値より高い。
まったりこっくりとした味わいは、ビールというよりも“クラフトなアルコール飲料”と表現したほうがしっくりくる。
甘みが強く、苦いビールが苦手な人にも飲みやすい。
ライトだが、甘さで満足感あり。
後味・余韻
甘さが口の中でじんわりと残り、余韻として長く続く。
キレは皆無。
飲み終わった後に「甘さしか残らんやん」と思う人もいそうだが、無濾過のコクと雑味のある旨みが広がる感じがあり、そこがクセになる。
いわゆるスッキリ系ビールとは真逆の仕上がり。
ガブ飲みには不向きだが、1缶をじっくり楽しむタイプ。
甘い余韻に浸れるのが魅力ともいえる。
ワールドクラフト 無濾過ホワイトビールの口コミ・評判
全体的に「甘いけど美味しい」という声が多かった。
この香りを香料なしで出せるのかという声も。

甘党なら絶対好き。

ビールじゃない。これはもう“飲むスイーツ”。

無濾過の良さもあるけど、甘さが強すぎてもういいかな…。

色の濁り、もちっとした泡、甘くて濃い香りと味わい…。
すべてが“尖ってる”無濾過ホワイトでした。
苦味はほぼ感じられず、フルーティな甘みが支配的。
クラフト感はあるが、どこかジャンクな満足感もある。
普通のビールと思って飲むと面食らうが、「こういうのもアリ」と思える完成度だった。
ワールドクラフト 無濾過ホワイトビールがおすすめの人やシーン

まとめ:濃厚甘口。ビールの常識を覆す“バナナ系ホワイト”

「これがビール?」と驚くこと間違いなし。
甘ったるい香りと味に最初は驚くが、クセになる人にはズブズブにハマる魔性のクラフト。
ホワイトビールを超えて、もはやジャンル不明な1本ともいえる。
ファミマ限定で手軽に買えるが、内容は完全に“挑戦系”。
ハマれば勝ち。苦手なら二度と買わない。
そんな真っ二つに割れる尖り系だが、個人的には…アリ。